シロアリがいるかどうかを見極める7つのポイント！見逃すと危険な兆候とは？

「なんとなく床がきしむ」「見慣れない虫を見かけた」──
そんな小さな違和感が、シロアリ被害の初期サインかもしれません。
特に築10年以上の戸建て住宅では、知らぬ間に内部が食い荒らされていることも。

この記事では、シロアリがいるかどうかを見極めるためのチェックポイントと、その後の正しい対処法をわかりやすく解説します。
家族と家を守るために、今すぐ確認すべきポイントを押さえておきましょう。

シロアリが「いるかどうか」を見分ける7つのチェックポイント

歩くたびに床が沈む感覚や、柱のきしみが気になる場合、木材内部がシロアリの食害によりスカスカになっている可能性があります。
国土交通省の資料でも、住宅の耐震性低下に直結するリスクとして警告されています。
引用：シロアリ被害実態調査報告書

春から初夏（地域により4月〜7月）はシロアリの羽アリが飛び出す時期です。
ヤマトシロアリは昼間、イエシロアリは夜間に群飛します。
これらの羽アリは、巣分裂や新たな営巣のサインであり、すでに家の中に巣がある可能性が高いと考えられます。

シロアリは木材の中身だけを食べて外側を残す習性があるため、一見すると傷んでいないようでも、内部は空洞化していることがあります。

湿気を好むシロアリは、水回りや通気の悪い場所を好んで棲みつきます。
特に床下や押し入れから異様なカビ臭さを感じた場合は、すでに被害が進行しているサインです。

これはシロアリが地中と木材を行き来するために作る蟻道（ぎどう）です。
基礎のコンクリート部分などに泥の筋が這っているように見える箇所があれば、確実に調査が必要です。

群飛のあと、羽を落としたシロアリは巣作りに入ります。
つまり、羽だけが床に大量に落ちている＝巣作り開始の合図とも言えます。

家が微妙に歪んでくると、ドアや窓の建て付けに影響が出ます。
その原因が木材の劣化＝シロアリ被害ということも珍しくありません。

シロアリの被害は目に見える場所ばかりではありません。
壁の裏や基礎の下など、人の目が届かない部分に潜んでいることが多く、素人判断には限界があります。

市販の道具で自分で対応しようとしても、かえって巣を刺激してしまい、女王アリが別の場所へ逃げて分裂することも。
結果として被害が広がる恐れがあるため、自己判断での駆除は非常にリスクが高いです。

現在、多くのシロアリ業者が非破壊検査や赤外線カメラによる無料調査を行っています。
費用が発生するのは、駆除や施工の契約後からというケースがほとんどで、リスクなく相談できる点が大きなメリットです。

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