「床下でシロアリを見つけてしまった…!」
家を持つ人なら誰でもゾッとする瞬間ですよね。
業者に頼むべきか、自分で駆除できるのか…。
この記事では、**市販薬剤を使った「自力でできるシロアリ駆除」**について詳しく解説します。
- 自力で駆除できる範囲
- 市販薬剤の使い方
- 道具の選び方
- やってはいけない注意点
これらを知っておくことで、大切な住まいを守る第一歩になります。
シロアリは自分で駆除できる?まず知っておくべきこと
家庭で駆除できるケースとできないケース
実はシロアリ駆除は軽度の被害であれば自力でも対応可能です。
以下のようなケースは、市販薬剤での対応を検討できます👇
- シロアリが一部の木材に限って発生している
- 発見から間もない
- 床下の一部だけに活動が見られる
ただし、すでに家の広範囲に被害が広がっていたり、天井裏や壁内部まで侵入している場合は、プロに任せるべきです。
シロアリですね
— 林 翔平|シロアリ駆除の専門家 (@sesco_hayashi) April 19, 2025
タイルの目地や隙間から水漏れしてなければシロアリ駆除で止まりますが、もし水漏れしてると無保証となる可能性が高いので、ユニットバスにリフォームした方が安心かと思います😂
ちなみに市販の殺虫スプレーは撒かない方が良いです。シロアリが移動して被害拡大の恐れがあります😂
被害の範囲がわかりづらいのがシロアリの怖さ
シロアリは木の中や床下の見えないところを進行します。
外から見て「少しだけ」と思っても、内部で深刻な被害になっているケースも珍しくありません。
無理に進めると被害拡大・再発リスクも
自己判断で対応しても、駆除しきれず再発してしまう例は多いです。
市販薬は「その場しのぎ」でしかないこともあるため、継続的なチェックや再処理が必要です。
自力で駆除する方法|市販の薬剤と道具を使ってみる
市販薬剤の種類(スプレー・木材注入・ベイトタイプ)
シロアリ駆除に使える市販薬剤は主に3種類あります👇
- スプレータイプ:今いるシロアリを瞬時に駆除する即効性あり
- 木材注入タイプ:木材に薬剤を染み込ませて予防・駆除に
- ベイト剤タイプ:巣ごと根絶を狙う設置型の毒餌方式
使い方の手順(安全な施工方法)
- 被害場所の特定(シロアリの通り道や糞、木くずを確認)
- 安全確保(マスク・手袋・換気必須)
- 薬剤の適切な使用(商品ごとの使用方法を厳守)
- 1週間後に再確認(効果確認と必要であれば再施工)
おすすめの市販薬剤3選【効果・価格・使いやすさ】
ランキング | 商品名 | タイプ | 有効成分 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|---|
🥇 1位 | イカリ消毒 シロアリハンター | ベイト型 | ビストリフルロン | 巣ごと駆除/設置するだけ/人とペットに安全/効果は1〜2か月で発現 | 約2,000〜2,500円 |
🥈 2位 | 吉田製油所 ミケブロック | 液体(希釈型) | ジノテフラン | 駆除+予防+防腐効果/協会認定/臭い少なめ/希釈して散布 | 約7,500〜8,000円 |
🥉 3位 | フマキラー シロアリジェットプロ | スプレー型 | エムペントリン | 即効性あり/9ヶ月予防効果/木材防腐も可能/ピンポイントに使いやすい | 約700〜900円 |
市販薬剤のおすすめはこちら
市販でできるシロアリ駆除|主婦でも使えるおすすめ薬剤と失敗しない選び方
シロアリ駆除で注意したい3つのポイント
薬剤の取り扱いミスで健康被害も
シロアリ駆除剤は強力な薬剤。
必ずマスクや手袋を使用し、小さなお子さんやペットがいる家庭では特に注意しましょう。
見えていない被害を見逃さないこと
目に見える部分だけで判断せず、定期的に床下や押し入れ、窓枠付近もチェックする習慣を。
再発防止には定期的なチェックが必要
1度の処理で終わらず、半年〜1年に1度の確認・処置を行いましょう。
自力駆除が難しいケースとは?【プロを頼る判断基準】
市販薬剤やDIY道具では限界がある状況もあります。
以下のようなケースでは、自力では被害の全容を把握できず、駆除が不完全になるリスクが高いため、プロに依頼する判断が必要です。
被害が広範囲に及んでいる
- 柱や床、壁など複数の構造部に食害跡が見られる場合、シロアリの巣が複数存在する可能性が高いです。
- DIYでは一部しか処理できず、見えない場所で再発するケースが非常に多くなります。
構造材の内部に巣が形成されている場合、外から薬剤をかけても効果が及ばないことがあります。
発生場所が特定できない
- 「音がする」「粉が落ちている」などのサインはあるのに、シロアリの姿が見えないという場合。
- 巣が壁の内部や基礎の奥深くにあることが多く、専門的な調査道具が必要になります。
プロは、赤外線センサーや探査機器を用いて、目視では不可能な範囲まで被害を把握できます。
シロアリの再発がある
- 以前に自力または業者で駆除したにもかかわらず、半年〜1年以内に再発している場合。
- 巣が完全に駆除されていないか、防除処理の範囲が不十分だった可能性があります。
表面上は駆除できていても、女王アリが生存していると巣は再建されます。
再発を繰り返すと家の耐久性が深刻に損なわれる恐れも!
築年数が古く床下の状況が悪い
- 築15年以上の木造住宅で、床下が湿気っぽい・カビがある・配管が古いなどの場合。
- シロアリが活動しやすい環境が整っており、構造材の劣化や腐朽との複合ダメージがある場合は、個人では対処しきれません。
湿気対策・換気工事なども含めたトータル防除が必要になるケースも。
安全性・労力・時間の問題
- 床下作業や屋根裏、壁裏などの作業は体力的負担が大きく、事故リスクも高い。
- 子どもやペットがいる家庭では、薬剤の取り扱いも慎重にする必要があります。
プロ業者は万が一の再発時の保証制度がついている場合が多く、安心して任せられます。
駆除業者比較はこちら
シロアリ駆除におすすめの業者3選!費用・保証・対応スピードで徹底比較!
まとめ|自力での駆除は「軽度の被害」までにとどめて
- 軽度な発生なら市販薬剤でも対応可能
- ただし誤った施工や見落としで再発・拡大リスクあり
- 少しでも不安があれば、無料調査だけでも業者に依頼するのが安心
「プロに頼むのはお金がかかるから…」とためらう方も多いですが、現在は無料の現地調査を実施している優良業者も多数あります。
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