【自力でシロアリを撃退】市販薬でできる駆除方法と失敗しないための注意点!

シロアリの駆除方法
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「床下でシロアリを見つけてしまった…!」

家を持つ人なら誰でもゾッとする瞬間ですよね。

業者に頼むべきか、自分で駆除できるのか…。

この記事では、**市販薬剤を使った「自力でできるシロアリ駆除」**について詳しく解説します。

  • 自力で駆除できる範囲
  • 市販薬剤の使い方
  • 道具の選び方
  • やってはいけない注意点

これらを知っておくことで、大切な住まいを守る第一歩になります。

シロアリは自分で駆除できる?まず知っておくべきこと

家庭で駆除できるケースとできないケース

実はシロアリ駆除は軽度の被害であれば自力でも対応可能です。
以下のようなケースは、市販薬剤での対応を検討できます👇

  • シロアリが一部の木材に限って発生している
  • 発見から間もない
  • 床下の一部だけに活動が見られる

ただし、すでに家の広範囲に被害が広がっていたり、天井裏や壁内部まで侵入している場合は、プロに任せるべきです。

被害の範囲がわかりづらいのがシロアリの怖さ

シロアリは木の中や床下の見えないところを進行します。
外から見て「少しだけ」と思っても、内部で深刻な被害になっているケースも珍しくありません。

無理に進めると被害拡大・再発リスクも

自己判断で対応しても、駆除しきれず再発してしまう例は多いです。
市販薬は「その場しのぎ」でしかないこともあるため、継続的なチェックや再処理が必要です。

自力で駆除する方法|市販の薬剤と道具を使ってみる

市販薬剤の種類(スプレー・木材注入・ベイトタイプ)

シロアリ駆除に使える市販薬剤は主に3種類あります👇

  • スプレータイプ:今いるシロアリを瞬時に駆除する即効性あり
  • 木材注入タイプ:木材に薬剤を染み込ませて予防・駆除に
  • ベイト剤タイプ:巣ごと根絶を狙う設置型の毒餌方式

使い方の手順(安全な施工方法)

  • 被害場所の特定(シロアリの通り道や糞、木くずを確認)
  • 安全確保(マスク・手袋・換気必須)
  • 薬剤の適切な使用(商品ごとの使用方法を厳守)
  • 1週間後に再確認(効果確認と必要であれば再施工)

おすすめの市販薬剤3選【効果・価格・使いやすさ】

ランキング商品名タイプ有効成分特徴価格帯
🥇 1位イカリ消毒 シロアリハンターベイト型ビストリフルロン巣ごと駆除/設置するだけ/人とペットに安全/効果は1〜2か月で発現約2,000〜2,500円
🥈 2位吉田製油所 ミケブロック液体(希釈型)ジノテフラン駆除+予防+防腐効果/協会認定/臭い少なめ/希釈して散布約7,500〜8,000円
🥉 3位フマキラー シロアリジェットプロスプレー型エムペントリン即効性あり/9ヶ月予防効果/木材防腐も可能/ピンポイントに使いやすい約700〜900円

市販薬剤のおすすめはこちら
市販でできるシロアリ駆除|主婦でも使えるおすすめ薬剤と失敗しない選び方

シロアリ駆除で注意したい3つのポイント

薬剤の取り扱いミスで健康被害も

シロアリ駆除剤は強力な薬剤
必ずマスクや手袋を使用し、小さなお子さんやペットがいる家庭では特に注意しましょう。

見えていない被害を見逃さないこと

目に見える部分だけで判断せず、定期的に床下や押し入れ、窓枠付近もチェックする習慣を。

再発防止には定期的なチェックが必要

1度の処理で終わらず、半年〜1年に1度の確認・処置を行いましょう。

自力駆除が難しいケースとは?【プロを頼る判断基準】

市販薬剤やDIY道具では限界がある状況もあります。

以下のようなケースでは、自力では被害の全容を把握できず、駆除が不完全になるリスクが高いため、プロに依頼する判断が必要です。

被害が広範囲に及んでいる

  • 柱や床、壁など複数の構造部に食害跡が見られる場合、シロアリの巣が複数存在する可能性が高いです。
  • DIYでは一部しか処理できず、見えない場所で再発するケースが非常に多くなります。

構造材の内部に巣が形成されている場合、外から薬剤をかけても効果が及ばないことがあります。

発生場所が特定できない

  • 「音がする」「粉が落ちている」などのサインはあるのに、シロアリの姿が見えないという場合。
  • 巣が壁の内部や基礎の奥深くにあることが多く、専門的な調査道具が必要になります。

プロは、赤外線センサーや探査機器を用いて、目視では不可能な範囲まで被害を把握できます。

シロアリの再発がある

  • 以前に自力または業者で駆除したにもかかわらず、半年〜1年以内に再発している場合。
  • 巣が完全に駆除されていないか、防除処理の範囲が不十分だった可能性があります。

表面上は駆除できていても、女王アリが生存していると巣は再建されます

再発を繰り返すと家の耐久性が深刻に損なわれる恐れも!

築年数が古く床下の状況が悪い

  • 築15年以上の木造住宅で、床下が湿気っぽい・カビがある・配管が古いなどの場合。
  • シロアリが活動しやすい環境が整っており、構造材の劣化や腐朽との複合ダメージがある場合は、個人では対処しきれません。

湿気対策・換気工事なども含めたトータル防除が必要になるケースも。

安全性・労力・時間の問題

  • 床下作業や屋根裏、壁裏などの作業は体力的負担が大きく、事故リスクも高い
  • 子どもやペットがいる家庭では、薬剤の取り扱いも慎重にする必要があります。

プロ業者は万が一の再発時の保証制度がついている場合が多く、安心して任せられます。

駆除業者比較はこちら
シロアリ駆除におすすめの業者3選!費用・保証・対応スピードで徹底比較!

まとめ|自力での駆除は「軽度の被害」までにとどめて

  • 軽度な発生なら市販薬剤でも対応可能
  • ただし誤った施工や見落としで再発・拡大リスクあり
  • 少しでも不安があれば、無料調査だけでも業者に依頼するのが安心

「プロに頼むのはお金がかかるから…」とためらう方も多いですが、現在は無料の現地調査を実施している優良業者も多数あります

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