シロアリの羽アリと黒アリの違いを見逃すな!こんな放置リスクが…見分け方を紹介

シロアリの基礎知識
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シロアリの羽アリと黒アリの違い、あなたは見分けられますか?

『ただの虫だろう』と見過ごすと、大きな被害を招く危険性があります。

見た目が一緒でも、特に羽アリはシロアリによる住宅被害の前兆であることが多く、放置は絶対にNG!

この記事では、プロの業者も解説している情報をもとに、シロアリの羽アリと黒アリの違いや見分け方、そして放置によるリスクまで、主婦の方でも分かりやすく解説します。

羽アリ=すべてシロアリではない!

大前提として、『羽アリ=シロアリ』ではない

羽を持ったアリの中には、実は黒アリ(クロアリ)も多く存在する多く存在しています。

しかし、シロアリの羽アリは家屋に甚大なダメージを与える厄介な害虫の一種です。

高いローンを組んで建てた家を守るためには、見分けることが重要であることは言うまでもないですよね!

羽アリ(シロアリ)と黒アリの違いと見分け方は『ここ』

以下に簡単に見分けるポイントを紹介します。

見た目の違い

左:シロアリ 右:クロアリ

シロアリは
『胴体にくびれなく寸胴』
『羽の模様が細かくて多い』

一般的に、『シロアリ』はゴキブリの仲間とされており、

ゴキブリのように、胴体が長く『くびれがない』ことが特徴です。

また、羽の模様が細かいことは画像を見て一目瞭然ですね!

他の特徴として

  • 色が白〜茶色系
  • 羽が4枚とも同じ大きさ
  • 羽が取れやすい

習性・発生時期・場所の違い

特徴シロアリクロアリ
活動時期一年中(特に春から夏)6月から11月
羽アリ発生時間帯日中(午前10時頃から正午)夕方から夜間
生息場所湿気の多い床下や壁の内部キッチンや浴室など湿った場所
光への反応特になし光に集まる習性あり

活動時期は一年を通してずっと活動しています。特に、春から初夏にかけての羽アリは要注意!

暗くて湿った環境を好み、日光や乾燥を嫌う習性があります。

となると、家の中でシロアリを見つけた時点で床下や壁の内部はすでに侵食されてるかも…

羽アリを見つけたらすぐ確認!放置するとどうなる?

さっきまで話してきた見分け方でシロアリだった場合、大事な大事な家が破壊されるリスクが高いと言えます。

家だけでなく、金銭面でも負担が大きいですよね…

シロアリだった場合のリスク

  • 家の柱や床下が食い荒らされる
  • 数年で数十万〜数百万円の修繕費が発生
  • 放置期間が長いほど被害は広がる

特に羽アリが室内で出現した場合、既に家の内部に巣を作っている可能性が高く、要注意です!

そうならないために、早めの対処が重要です!

黒アリの場合でも…

黒アリは基本的に雑食ではあり、家屋を食べることはありませんが

  • 巣を屋内に作られると衛生面で問題に
  • 餌を求めて室内に侵入し続ける

といったリスクがあります。

特に、大切な小さい子供さんやお孫さんがいる家庭においては気に掛ける部分ですよね。


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羽アリが出たときの正しい対処法

1. すぐに冷静に見分ける

羽をよく観察し、くびれや体色などで判断しましょう。

2. 写真を撮って記録する

あとで業者に相談するためにも、証拠として残しておくのがおすすめです。

そうすることで、業者の早めの判断で建物を最小限の被害で抑えることができるでしょう。

また、金銭面でも負担が軽減することも!

3. 駆除方法を検討する

  • 市販のスプレーや毒餌で一時的に対応
  • 根本的な解決を求めるなら、シロアリ駆除業者へ相談

一時的な対処をしながら、業者に相談することをおすすめします。

シロアリは基本的に集団行動する生き物です。

1匹見つかると、その周辺に巣がある可能性が高いです。

1匹でも見つかったら、専門業者に駆除を依頼し、早期に対処することが賢明でしょう。

見積もり・キャンセル無料が基本であり、気軽に相談してみてもいいかも!

まとめ:羽アリを見逃さないで!

  • 羽アリと黒アリの違いを見極めることが被害防止の第一歩
  • 特に羽アリ=シロアリの可能性大
  • 放置すると家の寿命に関わる重大なリスク
  • 気になったらすぐに専門家へ相談を!

今後、「シロアリの種類」「巣の場所」「再発防止策」などもシリーズとして深掘りしていきます!

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