シロアリ駆除を検討する際、最初に悩むのが「ベイト工法とバリア工法、どっちがいいの?」という点ではないでしょうか。
どちらも実績ある方法ですが、特徴・費用・効果には大きな違いがあります。
間違った選択をしてしまうと「お金だけかかって被害が止まらない…」という後悔にもつながりかねません。
この記事では、ベイト工法とバリア工法の違いを徹底比較し、あなたの家に合った最適な選び方を解説します。
ベイト工法とバリア工法とは?まずは仕組みを理解しよう
ベイト工法の基本原理
ベイト工法は、毒餌(ベイト)をシロアリに食べさせ、巣に持ち帰らせて全滅を狙う駆除方法です。
建物の周囲に専用の容器(ステーション)を設置し、シロアリの活動をモニタリングしながら駆除を進めます。
薬剤を直接家屋に使わず、非破壊的で安全性が高い点が特徴です。
バリア工法の基本原理
バリア工法は、家の基礎部分や床下などに薬剤を散布・注入し、シロアリの侵入を物理的に防ぐ方法です。
建物の外周や床下に「薬剤の壁(バリア)」を形成することで、シロアリの侵入や定着を防ぎます。
即効性が高く、すでにシロアリが侵入している場合に効果を発揮します。
ベイト工法の特徴とメリット・デメリット
メリット
- 非破壊施工で安心
建物を傷つけずに駆除できるため、リフォーム予定のない住宅や築浅住宅に最適です。 - 安全性が高い
薬剤を家の中に使用しないため、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心。 - 巣ごと根絶が可能
シロアリが毒餌を持ち帰ることで、巣全体の壊滅が期待できます。
デメリット
- 即効性がない
駆除には時間がかかるため、すでに被害が進行している場合は不向き。 - ランニングコストが発生
定期的なモニタリングや交換が必要で、年間の維持費がかかります。
バリア工法の特徴とメリット・デメリット
メリット
- 即効性に優れる
薬剤を直接散布するため、今すぐシロアリを退治したい場合に効果的。 - 確実な防除ができる
薬剤の効果が持続することで、数年間にわたるシロアリの侵入防止が可能。 - 施工実績が豊富で信頼性が高い
長年使われてきた定番の方法で、対応できる業者も多い。
デメリット
- 建物の構造次第で施工が難しい
狭い床下や基礎構造によっては、作業できない・高額になる場合も。 - 薬剤への抵抗感がある人には不向き
ペットや赤ちゃんがいる家庭では、薬剤使用をためらう方も多い。
ベイト工法とバリア工法の費用比較
工法 | 初期費用 | 維持費(年) | 効果の持続期間 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
ベイト工法 | 10〜20万円 | 1〜2万円 | 継続的メンテで維持 | モニタリング+巣の壊滅 |
バリア工法 | 15〜25万円 | ほぼ不要 | 約5年間 | 即効性+防御型施工 |
※あくまで一般的な相場であり、家の規模や施工業者により変動します。
どちらを選ぶべき?向いているケースを比較!
✅ ベイト工法が向いているのはこんな人
- 被害は出ていないが予防をしたい
- 薬剤の使用に抵抗がある
- 建物を傷つけずに駆除・予防したい
- 小さな子供やペットと同居している
✅ バリア工法が向いているのはこんな人
- すでにシロアリ被害が発生している
- できるだけ早く駆除したい
- 一度の施工でしっかり守りたい
- 築年数が経っていて床下作業が可能な住宅
迷ったらプロに相談!信頼できる業者の選び方
工法選びは、シロアリの種類・被害状況・家の構造によってベストな方法が変わります。
プロに調査を依頼すれば、現状を正確に把握し、最適な工法を提案してもらえます。
- 無料調査を行っている業者を選ぶ
- 保証制度の有無(5年間保証など)を確認
- 地元密着で実績のある業者は対応が丁寧
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まとめ|あなたの家に合った工法でシロアリから家を守ろう
シロアリ対策において、「どの工法を選ぶか」は非常に重要な判断ポイントです。
被害状況・安全性・予算・生活環境などをもとに、あなたの家に最適な方法を選びましょう。
分からない場合は、まずは無料調査を依頼し、専門家の診断を受けることをおすすめします。
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