「最近、押し入れの奥に木くずが…」「湿気がこもってカビ臭い…」
そんな状態、シロアリ被害のサインかもしれません。
シロアリは、暗くて湿気があり、木材がある場所を好みます。
実は押し入れは、シロアリにとって格好の住処。
この記事では、
- 押し入れでシロアリが発生する原因
- 放置のリスク
- 自分でできる予防法
- シロアリを発見したときの対応
を、専門的かつわかりやすく解説していきます。
なぜ押し入れでシロアリが発生するの?3つの原因とは
湿気がたまりやすい構造
押し入れは風通しが悪く、湿気がこもりやすい構造です。
特に北側の押し入れや、布団を敷き詰めた状態が続くと、内部がジメジメに…。
この「湿気」こそ、シロアリが好む環境です。
木材の密集&通気性の悪さ
押し入れ自体が木材で作られていることが多く、しかも奥にモノを詰め込むと通気性もゼロに。
木の匂いはシロアリを引き寄せやすく、内部から食害されると、気づいた時には押し入れの底板がボロボロ…というケースも。
段ボール・紙製品がシロアリの餌に
意外な盲点が「段ボール収納」。
押し入れの整理に便利ですが、紙類はシロアリのエサになりやすく、さらに湿気を含むと侵入リスクが跳ね上がります。
押し入れのシロアリ被害を放置するとどうなる?
「押し入れの中だから大丈夫でしょ」
と思って放置すると、被害は床下や柱へ広がり、家全体に波及します。
✔ 押し入れの木がベコベコしている
✔ 押し入れを開けると羽アリが飛び出す
✔ 内部の木材が空洞音になる
このような症状があれば、早期対処が必須です。
今日からできる!押し入れのシロアリ予防5選
① すのこや除湿シートを活用する
すのこを敷くことで通気性が確保され、湿気のたまりを防止。
除湿シートや炭タイプもおすすめです。
② 段ボール収納をやめる
紙類は湿気+シロアリの大好物。
収納はプラスチックケースに切り替えましょう。
③ 定期的な換気・掃除
押し入れの扉を定期的に開けることで、湿気を逃がし、早期の異常にも気づきやすくなります。
④ 木材の点検とリフォームも視野に
特に築10年以上の木造住宅では、押し入れの木部が劣化しやすく、シロアリ被害が進行しやすい傾向に。点検を習慣に。
⑤ シロアリ予防剤を使う
市販のスプレーやベイト剤も効果的。
ただし、安全性や施工範囲に限界があるため、本格予防は業者と併用を。
押し入れでシロアリを見つけたらどうする?
まず確認するポイント
- 押し入れの木材に空洞音がするか
- 羽アリの死骸・羽が落ちていないか
- カビ臭く、床板が浮いていないか
こうした兆候があれば、被害が進行している可能性があります。
プロへの無料点検を依頼しよう
自力での判断は難しく、処置が遅れると修繕費が数十万円以上に膨らむリスクも。
まずは無料点検が可能なシロアリ駆除業者に相談しましょう。
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まとめ|押し入れの管理が家全体を守る
押し入れは家の中でもシロアリに狙われやすい場所。
湿気と木材がそろっている以上、放置はNGです。
- 少しでも異変を感じたらすぐ確認
- 迷ったら無料点検を活用
- 普段の収納・換気から対策を始める
これが、家を守る第一歩です。
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