階段のきしみ、実はシロアリ!?木材の内部被害とチェック方法も解説!

シロアリの予防・対策
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「最近、階段を登るとギシギシ音がして不安…」
そんなあなた、その“きしみ”は単なる経年劣化ではないかもしれません。実は、シロアリによる被害が原因で階段がきしむケースがあるのです。

この記事では、シロアリによる階段の木材被害の特徴、チェック方法、早期対処の重要性について、木造住宅に住む方が今すぐ知っておくべき内容をまとめました。


階段のきしみ=シロアリ?見逃せないサインとは

一般的に階段のきしみは木材の乾燥や経年劣化が原因とされます。しかし、それだけではありません。階段の構造内部にシロアリが侵入し、木材を内部から食い荒らしていることもあるのです。

シロアリ被害の特徴

  • 見た目にはわかりづらい
  • 木材の内部がスカスカになっている
  • 手で押すとやわらかく、沈む感覚がある
  • 階段を歩いた際に「ミシッ」「ギシッ」と不自然な音が鳴る

特に1階に近い階段や、湿気がこもりやすい玄関付近にある階段は要注意。雨漏りや結露など、湿度が高くなる場所はシロアリにとって絶好の環境です。


チェックしておきたい3つのポイント

「ただのきしみか、シロアリか、どうやって見分けるの?」という方のために、自宅でできる初期チェックポイントを紹介します。

1. 音に注目

  • 通常の軋み音に加えて、「パキッ」「ボソッ」といった音がある場合は注意。
  • 不規則に音が鳴るようになった場合も警戒が必要です。

2. 木材の見た目

  • 階段の横や裏側に**小さな穴や土のような物(蟻道)**がないかチェック。
  • 木材表面が波打っていたり、変色している場合は被害の兆候です。

3. 床や段差の沈み

  • 階段に足を乗せた際、「沈む」「揺れる」ような感覚があるなら、内部がスカスカになっている可能性があります。

なお、外部からの侵入によってベランダや基礎から被害が始まることもあり、【ベランダ木材のシロアリ被害とは?】もあわせてご確認いただくと、全体像が掴みやすくなります。


早期発見・早期対応が命!

シロアリ被害は放置すればするほど被害範囲が広がり、修繕費用も跳ね上がります。

被害が進むと、階段が使用不能になるリスクも。ご家族の安全のためにも、「ちょっと気になるな」と思った段階で行動することが重要です。


無料点検で“安心”を得よう

「専門業者を呼ぶのは気が引ける…」と思うかもしれませんが、最近では無料で点検だけ受けられるサービスも増えています。

無料調査のメリット

  • 被害があるかどうか正確に診断してもらえる
  • もしシロアリでなければ安心できる
  • 必要な場合だけ駆除・修繕の提案が受けられる

【シロアリ110番】


応急処置としてできること

被害が疑われる場合、階段の使用を控える・重いものを運ばないなど、まずは家族の安全を優先しましょう。

また、応急処置として市販の駆除剤を使う方法もありますが、階段内部のような構造材は素人では完全な処置が難しいため、あくまで一時的な対応です。

≫ [市販でおすすめのシロアリ駆除剤まとめ(内部リンク)]


まとめ:階段のきしみは“家のSOS”かも!

  • 階段のきしみは、シロアリ被害のサインかもしれない
  • 内部が食害されていても外からは気づきにくい
  • 気になったらすぐに無料点検を受けて安心を確保するのが正解

階段は毎日使う大切な場所。小さな異変を見逃さず、大切な家を守るために、今すぐチェックしてみてくださいね。

また、新築やリフォームを検討中の方は、【シロアリに強い木材はこれ!】の記事もチェックしておくと、将来的なリスクを防ぎやすくなります。

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