ベランダの木材がシロアリに!?放置してはいけない劣化のサインとは

シロアリの予防・対策
記事内に広告が含まれています。

「ベランダの床がフカフカしてる気がする…」
「木の部分が黒ずんできたけど、これってシロアリ?」

こんな違和感を感じているあなた。
それ、ベランダ木部にシロアリが侵入しているサインかもしれません。

この記事では、

  • ベランダの木材にシロアリが発生する理由
  • よくある被害の特徴
  • どんな木材なら被害が少ないか
  • 自分でできる対策や注意点

などを、写真付きでわかりやすく解説します。


なぜベランダにシロアリが?放置されがちな盲点

✅ 雨ざらし+湿気で絶好の環境に

ベランダは屋外にあり、直射日光や雨、結露などの影響を直接受ける場所
木材が常に湿気を含みやすく、シロアリにとっては格好のすみかです。

✅ 見落としがちな「木部の隙間」

シロアリは1cm以下のすき間からでも侵入してきます。
木と木の継ぎ目や、排水の周辺などから侵入し、内部でじわじわと食害を広げていくケースも。


これがシロアリ被害のサイン!写真でチェック

  • 床材が沈む・ふかふかしている
  • 木材表面がポロポロと崩れる
  • 黒カビのような変色
  • 小さな穴やトンネル状の筋がある

これらが見られる場合は、内部までシロアリに食われている可能性大です。
とくに床が沈む感覚がある場合、下地材や支柱まで被害が及んでいることもあるので要注意


シロアリに狙われにくい木材とは?

以下の木材は防蟻性が高く、ベランダなどの屋外にも適しています。

✅ イペ・ウリンなどのハードウッド

  • 非常に硬く、シロアリや腐朽菌に強い
  • デッキ材として人気
  • メンテナンスも最小限で済む

✅ 防腐・防蟻処理済みの人工木材(WPCなど)

  • 木粉と樹脂を混ぜた加工素材
  • 耐水性・耐久性が高い
  • 天然木に見える質感もある

ポイント:安い木材(スギ・パインなど)をそのまま使用すると、数年で被害が出ることもあります。


自分でできるベランダのシロアリ対策

🔸 ① 防蟻塗料や防水塗装を定期的に塗る

紫外線や雨風で塗膜がはがれると、防虫効果が低下します。1〜2年に1回の塗り直しを目安に。

🔸 ② ベランダ下の点検・通気性の確保

ベランダの下や周辺が湿気を帯びていないか、通気は確保されているかを定期チェック。

🔸 ③ 怪しいと思ったら無料調査を利用

被害が進行すると補修費用は数十万円規模に。早期に業者に見てもらう方が安全です。


放置してしまうとどうなる?

  • 被害が支柱や壁内部にまで拡大
  • 修繕費用が跳ね上がる
  • 建物全体の資産価値が下がる

ベランダは「屋外だから少々ボロくても…」と見過ごされがちですが、木材の劣化=シロアリの入り口
早めの点検・対応が、住宅全体を守ることにつながります。


まとめ:ベランダこそシロアリ対策が必要な場所

  • ベランダは湿気がこもりやすく、木材の劣化が早い場所
  • 定期点検と防蟻・防水処理の継続がカギ
  • 使用する木材選びから見直すことも有効

もし気になるサインがあれば、まずは無料調査を活用し、早めの確認をおすすめします。


✅ 関連記事


コメント